きまぐれレモンスカッシュ

50歳からの楽しい毎日。

癌になって辛かったこと、あるある。(人間関係編)

 

朝礼で癌の事、発表されてた件

検査のため、お休みをいただくため事情を話して、

その後、出勤するとなんだか周りの視線が・・

すると、

「朝礼でみんなに教えといたから」

 

本人は配慮のつもり?

いや〜違うでしょ、これは。

 

 

 

告知の日、犬の散歩ついでに同僚(ご近所さん)どうだった?と聞きにきた件

 

あのう・・まだ自分の親にも言ってないんですけど?

あんた何様?

「悪性です」と言われて、数時間後です。

 

ピンポーン!とかされて、顔ひきつるわ〜〜

 

 

 

旦那が「入院の日行かなくてもいいよね?休みとれないから。」

 

まぁ、たしかに入院は行けますよ、一人で。

あっそう、あんたはそういう人ですよね、知ってましたよ。

 

結局休みとってついてきましたけどね。

私がブチ切れましたから、仕方なく。

 

 周りが「なんと声かけていいかわからない」と離れていったこと

 

自分も過去はそうでした。

鬱のなった知人。私の一言で病状が悪化したらどうしよう。

正しい対処がわからない。だから距離を置いてしまいました。

 

離婚した友達に「わかるわかる〜」と相槌打ってたら、

「本当にわかるの?!」と言われたことがあります。

 

自分も離婚したい!と思うような時はそりゃあります、23年も夫婦してると。

でも実際にはしてない。

そういった心境を自分に当てはめて想像はできるって範囲。

 

 

 

そうやって、私は心の孤独に落ちていった

 

有賀さつきさんが、周りに何も言わなかったことは、

 多分、経験者はみんな気持ちが分かる。

 

ある日を境に、ボーダーを超えてしまったような気分。

 

もうこっちの世界に戻れない?

 

癌って、言わないと意外にわからないもの。

 

知られてしまった瞬間から、

「癌の人」

という色眼鏡で見られます。

 

 

 

救ってくれるのは、いつもと変わらぬ日常。

 

何が変わったの?

私は私よ。

 

みんな持病のひとつくらいあるでしょ?

 

それにみんないつかは絶対死ぬでしょ?

 

癌という病は、侮っても恐れすぎてもいけないのは分かってる。

だから共存するための治療は続けてる。

 

手術したから「もう治ったんだよね」という人や、「癌やってるんだから検査はちゃんと受けた方がいいよ」

 

いろんな事言ってくる人がいる。

違和感ありあり。

 

私が離婚した友達に「わかる〜」と言ってしまったけど、

本当に体験してない人には、わからないよね。

 

でもね、

もう人の言葉の一喜一憂も疲れた。

 

確かなのは、

今の私は、仕事行って、運動もして、毎日過ごしてる。

 

今日も空は青くて気持ちがいい。

 

痛いところはどこもない。

 

さて、今日は何美味しいもの食べようか。