ものを斜めにみるということ。なんで引きこもりたがるの?
大学の入学式も終わり、
オリエンテーションも終わりった次男。
留学に行くか行かないか早々に決めなくてはならないのだけれど、行かない!行け!と問答。
私自身は、海外に行きたくて行きたくて、
20代はいろいろな国に行った。
NYは1ヶ月過ごしてみて、
日本という国は、すごく知っていると思っていたけれど、
外から見て初めて「日本」が見えた。
ほかの国とこういったところが違う、外国人と毎晩語り明かして初めて気づいたような感情だった。
帰国し成田についた時、タクシーのドアが自動で開く事に感動した。
当時のNY。
降り立っての1番は、臭い!ガソリン臭?
当時はディーゼル車が多かったのかな。
息ができない、1ヶ月も暮らせるの?
・・すぐに慣れた。
20歳当時の、私の人生の中で最大の怖かった経験No.1は、
NYの地下鉄を乗り間違えて降りた駅がハーレムで、
その当時、ロス暴動が起きていた。
どう戻ったらいいのか全くわからなくなりパニック!
ふと見るとイエローキャブが。
「マンハッタン?」「OK」
助かった!
怖い時って、お尻の穴がムズムズするんだと、これが当時の20歳の私の人生の中で最大の怖い体験。
今思うと、
ただの無知とか無謀とか、そんなレベルの話。
ちなみに、「なんでこんな治安が悪い時に行くんだ!」と猛反対されて、
この時は家出同然でNYへ。
なので、親には絶対言えない話。
今の時代の方が、留学制度が整ってるような気がするけど、
当時はバブルだった。
考えてみたら、私たちの時代は只者ではなかったのか。
うちの次男も優しくてとてもいい子だと思うけど、
こうした冒険心は全くない。草食系だ。
日本はいい国なの知ってるよ〜だから日本で十分。
そう返す次男。
なんで今の子は、こうして引きこもりかだるのかな?
ネットワークが繋がって、
疑似体験、バーチャル?
だから違うんだってば!
日本を出て外から見ないと、
日本は見えないんだってば!
数年前、韓国に行った時は結構日本人が働いてた。
聞いたら「ワーホリです。」
なるほど、この時はまだ韓流が人気あったからね。
いるはいるのかな。
ワーホリの子。