きまぐれレモンスカッシュ

50歳からの楽しい毎日。

男女雇用機会均等法で生理休暇の認知度は低くなってしまった。

昨日の灼熱の中、流れてきたツイート。 

  

iitenkidanaa.hateblo.jp

 

上の記事で書いてますが、私が小5の時に男女雇用機会均等法が施行されて、

それまで男女別々に、技術、家庭科の授業を受けてたのが、合同になりました。

 

それまで男子は家庭科の授業は受けていなかったんだよね。

男子は台所に入るべからず

 

私が20代で働いてた会社では生理休暇があった。(その時代は大手は大抵あったと思う)なので月に一度くらいは、それを使うことができた。

生理休暇(せいりきゅうか)とは、労働基準法第68条を根拠とする休暇の一つ。女性労働者が所定の要件に該当したときにその労働者の請求により設けられる。

 

第68条(生理日の就業が著しく困難な女性に対する措置)

使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない。

 

 第68条の規定に違反した者は、30万円以下の罰金に処する(第120条)。

 

厚生労働省「平成27年度雇用均等基本調査」の結果概要によれば、生理休暇中の賃金を「有給」とする事業所の割合は25.5%(平成19年度同調査では42.8%)で、そのうち70.6%(同70.0%)が「全期間100%支給」としている。また、女性労働者がいる事業所のうち、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間に生理休暇の請求者がいた事業所の割合は2.2%(同5.4%)であった。女性労働者のうち、生理休暇を請求した者の割合は0.9%であった[3]。長期的には有給とする事業所の割合、請求した者の割合とも、低下傾向にある。

厚生労働省雇用機会均等課は、「職場には生理のことは伝えず、年次有給休暇を使って休んでいるかもしれない。人手不足の企業では、休みたくても休めない女性もいるかもしれない」と話す[4]

 

私も当時は「生理休暇」ってネーミングがどうよ、って男性上司に申請するわけなんだけど、それでも生理痛って軽い人はなんともないから、中にはそれ使って遊び行っちゃう人もいるわけ。

 

そんなこんなで、今は有給でという感じになっちゃってるんじゃないかな。

 

日本は女性の社会進出が低いとよく問題化されているけれど、

だからと言って、体の仕組みは違うのだから、男と同じ扱いにしていいのかとも言える問題。

 

乳がんの羅漢率が上昇しているのは、食生活の欧米化が原因とかそういう所ばかりクローズアップされているけれど、

 

少子化、不妊、高齢出産、婦人科がん、

切ってきれない自律神経の乱れ、女性ホルモンの乱れなど深刻な問題だと思う。

(私は乳がん患者です。長年、女性ホルモン系の疾患に悩まされてきました。)

 

「だから女はダメなんだよ」

女が寿司職人になれなったのは、高温期があって、ネタが痛むから。

 

これは何がいいとか悪いとか、そんな事じゃなくて、

男女平等とはどういうことなんだろうって、ここに来て大事な認知度の狭間なんじゃないかな。

 

差別と言った言葉を持ち出すとしたならば、男女の体の違いだけでなく、個人での違いもあるわけだし、例えばがん患者の就労と言った事柄もある。

 

 男女雇用機会均等法のちょうどタイムリーな時代を見てきた年代として、

とてもモヤモヤしたものを感じているのは、どのあたりになのだろう。

 

上のツイートに戻るけど、

みんな怒ってるけど、時代を開いてきた女性達は、男と対等と言うのは体力や体の仕組みまで無視しているものではないと思う。

 

婦人科系疾患の上昇と、男女雇用機会均等法の関係はこの20年に比例している事は確か。

 

女の子は本当に自分の体を守らないと、将来やばい事になるのは身をもって感じていて、訴えたい。