きまぐれレモンスカッシュ

50歳からの楽しい毎日。

自分の子供が仲間はずれにされていたらどうするか

小学一年生の運動会でうちの旦那が気づきました。

「あいつ、仲間はずれにされてないか?」

 

 

それから、筆箱のえんぴつがいつも無くなるのがおかしいなとは思っていましたが、もともと物の管理ができなくて、なくし物が多いのでそんなに気にしてませんでした。

クラスでひとりの女の子が見ていたのです。

ある男子がゴミ箱にそれを捨てているのを。

 

担任からご連絡いただき、その男子のお母様から謝罪の電話をいただきました。

「なんでうちの子そんな事しちゃったのか」

 

 

うちの子は多分発達障害ボーダーだかそうでないのか。

そう思いながらももう22歳です。

良い担任悪い担任 

悪い担任

「最初おたくのお子さん少しおかしいかな?と思ったけど大丈夫かな。」小学校あがって最初の担任です。

作文が全然書けないので、と言われました。小1の壁に出会いました。

実際はその担任自体も病んでいたらしく、次の年退職しました。

 初めての小学生の親になったばかりですから、先生が病んでるなんてわかりません。

あまりな言われようで、校長先生へ苦情のお手紙を書いたくらいです。結局は出しませんでしたけど。

 

おかしな担任はその他にもいましたけど。いろいろひどい事は言われました。

 

良い担任

 

担任自体が生徒からボイコットされてました。学級崩壊です。

教育熱心な都会の子供達です。

 

その担任は、うちの子があまりに提出物が出せないので自前でファイルを買ってくれました。お礼を言うと「私は田舎の出身なので都会の子供達のクールさについていけないのです。おたくのお子さんは純粋で好きです。」

 

学級崩壊クラスは、保護者サポートと言う名の監視にあいます。お気の毒です。

 

しかしその数年後「先生のことが大好きだよ」と誕生会まで開くようなクラスに出会い、その時も担任に当たっていたのですが、涙を流されてました。 

たまたまクラスに因子となるキーパーソンがいるとクラスと言うものはそのような流れになるようです。

今回のクラスは優しい、そのような会を催すのを良しと考えるキーパーソンがいたのです。率先してクラスを率いる子です。

 

空気が読めない子

うちの子は、空気が読めないのでしつこくしちゃって嫌がられる事もありました。

勉強はできません。なんせ提出物が壊滅なので成績は最悪です。嫌な事は出来ません。

 

 

ある球技のクラブに入っていたのですが、学年ボイコットみたいなことがあって、

「みんなでやめよ〜ぜ!」みたいな事があったらしいのです。

 

うちの子は不器用なので、球技は下手です。

ドッジボールで投げ方が変なので投げるたびに周りに笑われるので、親として見ているのは辛かったです。なんで小学校ってドッジボールなんですかね?うまい子はヒーローですよね。

 

まぁその習ってた球技はドッジボールとは違うのですが、エピソードでの身バレ特定の為、伏せます。

 

下手だけと大好きだったのです。

学年ボイコットの時に、ひとり辞めなかったらしいのです。

6年生の時にひとり5年生に混じっていました。

 

コーチから最後の試合の時に「ぜひ観に来てください」と言われました。

ひどい親ですね。ドッジボールの経験から辛くて試合もあまり観に行ってなかったのです。

下手っぴの選手が最優秀賞を貰ったのです。

 

突然の事でビデオカメラも用意してないので、当時のガラケーで撮っただけです。

本当に驚かされました。

 

空気が読めず、周りに合わせらない事で、このような奇跡のような事が起こりました。

もちろん奇跡なんかじゃありません。5年生の中にひとり6年生が残って最後まで辞めなかった事に賞をくれたのですから。

 

やりたくない事がどうあってもできない

 

勉強も全く出来ないけど、ある日、教育委員会の美術展に作品が選ばれました。

観に行くと大作でした。

作文も書けと言われても書けないけど、気分が乗った時はトコトンな感じの大作でした。

 

 中学の成績表は「1」がたくさんありました。

だって授業中寝てるんですから当たり前ですよね。

揺さぶって起こしても起きないんですと言われて、面談も気が重いものでした。

 

公立は「1」があるとどこも入れません。

結局は、その最優秀賞を貰ったスポーツに救われました。推薦合格です。

 

そんな感じで、私立高校へ行ったのですが、そこでもイジメはありました。

わざと転ばされて骨折したくらいです。

しかし、そこでは良い担任と出会いました。なんかオタク同士、趣味の話で気があったみたいで、とても良く面倒みてくださいました。

 

公立だったら、無理でした。

結局は芸術学部の大学へ入ったのですが、美術の先生がとても面倒見がよく手取り足取りでした。

その他の美大系の受験の子への家庭訪問や、美大塾の先生とも面談しに行かれるくらいくらい熱心な先生でした。

 人が大好き

うちの子は、コミュニティ能力は低いと思うのですが、人は大好きです。

特に弟の事が大好きです。

 

お腹の中にいる時から、いつも話しかけていて、ちょっとおかしいかもしれませんが、成人した今でも大好きみたいです。

 

弟の方は、うぜっ!

と言ってますけど。

 

人が好きすぎて、しつこくして嫌われて、

小学1年生の時は、部屋の隅でひざをかかえて「みんなが遊んでくれない」と言ってた時は、どうしたらいいのかわかりませんでした。切なかったです。

 

嫌われてもめげずに、人を好きでいたら、同じような子が何気にいつも1人や2人いるものです。高校時代も大学時代も良く家に連れて来ます。

その中の1人が突然、病気でこの世をさってしまった事は何度もこのブログに書いてますが、

 

その「誰も遊んでくれない」と部屋の隅で膝を抱えていた時によくうちに来てた子です。

天国の君には、母は感謝しています。1番辛い時に遊んでくれてありがとね。

 

人に支えられて、人を好きなままでいます。

今でも飲み会は率先していきます。

留年してるのに、飲んでる場合か!って感じですが。