9・11に思う、人はどこまでリスク管理をできるのか。
今週のお題「わが家の防災対策」
玄関が意外に頑丈にできていると言うことで、玄関付近中心に防災グッズは置いています。我が家は鉄筋コンクリート戸建てなのですが、建てた25年前はそこまで地震の事は考えていませんでした。(3・11以前の事でしたから。)
当時はカントリーや輸入住宅ブームだったので、無機質な鉄筋コンクリート建ては不満でした。(親の息がかかった家なので自分の好みは反映できない家作りでした。)
その後日本が数年おきに大きな地震に見舞われた事で、価値観も変わりました。
今は大型家具はほとんど処分しました。
9・11に思う・・
30年前、20歳前半の私は1ヶ月ほどニューヨークに滞在していました。
なので2001年、テレビの映像は本当に衝撃的でした。
私が滞在していた当時は、ロス暴動があった年で 人種の問題も今よりもっと悪く、治安も悪かったと思います。それでもセントラルパークでは穏やかに人々がランニングしていたし、当時は日本がバブル絶頂だったので多くの日本人が5番街でショッピングをし、特に「ティファニーで朝食を」の場所でオープンハートのネックレスを、まさに爆買いしていました。
今の中国人と全く同じでした。非難なんて言える立場ではないものです。
当時の日本企業だっていろいろステータスのある所を買いあさりましたからね。
一時期でも滞在していた場所でこのような事が起きるとは全く想像の域を超えていました。
1995年の地下鉄サリン事件は、長男を妊娠中でした。
そして9・11は、次男が一歳。
その10年後に、3・11です。
そして乳がんの治療中に熊本地震。
そして今年。
この20年間で、価値観もかなり変わりました。
平凡で平凡な普通の人間な私の人生。
それでも、起きる出来事は想像の域を超えている。
一般人ができる小さな身の回りのリスク管理と、世の中の大きな動きへのリスク管理。
できる事には限度がある。
それでも、できる事をするしかない。